2025-10

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補助薬物療法

細胞障害性抗がん薬は、分裂中の細胞を障害するため、増殖中(=分裂中)の細胞が多いほど効果が高いと考えられています。術後に行う補助薬物療法は、あるかもしれない目に見えない微小転移を消失させる目的で行います。術前に行う補助薬物療法は、微小転移のリスクを減らすことに加えて、切除範囲を縮小する目的や、術後の薬物選択のための病変での効果判定の目的もあります。
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高感受性腫瘍

高感受性腫瘍とは、細胞障害性抗がん剤や放射線が効きやすい腫瘍のことです。細胞障害性抗がん薬がよく効くがんは、胚細胞腫瘍、絨毛がん、悪性リンパ腫、急性白血病などがあります。細胞障害性抗がん薬がよく効くがんでは、治癒を目指した治療が行われることがあります。治癒を目指した治療では、支持療法も積極的に行います。
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細胞障害性抗がん薬の副作用と出現時期

細胞障害性抗がん薬とはいわゆる抗がん剤のことで、分子標的薬や免疫チェックポイント阻害薬、ホルモン薬はここには入りません。さまざまな薬がありますが、一般的な副作用は、嘔気、便秘、口内炎、下痢、脱毛、骨髄抑制です。薬の影響と、正常細胞の細胞分裂が阻害された影響が出現する時期がある程度予測できます。
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支持療法

支持療法の目的はQOLの向上や、がん治療と生活の両立です。支持療法は、広義にはがんの症状に対する治療、狭義にはがんの治療による症状に対する治療を指します。抗がん薬による症状への治療のほか、リンパ浮腫へのケアや、外観の変化に対応するアピアランスケアなども支持療法に含まれます。
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ピロリ菌

ピロリ菌(ヘリコバクターピロリ)は、胃に持続感染し、慢性胃炎と胃がんの原因となります。ピロリ菌の主な感染経路は、乳幼児期の経口感染です。胃内視鏡検査、血液検査、便検査、尿素呼気検査などでピロリ菌の感染を確認できます。
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HPVワクチン

HPVワクチンは、子宮頸がん予防のため、小6から高1までの女子は公費で接種できます。HPV(ヒトパピローマウイルス)のうち16型、18型が子宮頸がんを発症に関与し、感染すると、がん遺伝子産物であるE6、E7が、がん抑制遺伝子産物(p53とpRB)を不活性とさせ、がん化します。
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自由診療

自由診療は、まずは高額です。保険適用の医療費があったとしても、保険適用外の医療費と併用はできないので、全てが自己負担になるためです。自由診療は、安全性や効果が、研究データとなって確認されていないものがあります。
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患者申出療養

患者申出療養は、未承認治療の治療費は、保険適応外ですので、100%自己負担となります。申請して実施可能と判断されれば、治療費の保険適用外の費用と、検査や診察などの保険適用の費用が併用できるという制度です。
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高額療養費の多数回該当と世帯合算

多数回該当とは、過去12ヶ月での4回目以降をいい、上限額が下がります。世帯合算とは、同一医療保険の家族で自己負担額を合算できることです。同じ医療保険の家族の自己負担額が1ヶ月の自己負担額が21,000円以上の場合に合算できるしくみです。高額療養費は2年前まで遡って申請できます。
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選定療養

選定療養とは、保険診療と併用できる保険外診療で、一部は病院で独自に設定されています。例としては、紹介状がない場合の初診・再診の料金、差額ベッド代、時間外診療など病院が独自で設定するものや、多焦点レンズを用いた白内障手術、後発医薬品(ジェネリック医薬品)のある先発医薬品、歯科の金合金など、材料費や薬代が保険外負担分となるものなどがあります。