第8次医療計画、5疾病について

ナースのための家庭教師、神津三佳です。

第8次医療計画では、5疾病についてどのように説明されているかをまとめました。

5疾病の計画

5疾病とは、がん、脳卒中、心血管疾患、糖尿病、精神疾患です。

5疾病
【がん】
がん医療の均てん化に加え、拠点病院等の役割分担と連携による地域の実情に応じた集約化を推進する。
【脳卒中】
適切な病院前救護やデジタル技術を活用した急性期診療体制の構築、回復期や維持期・生活期の医療体制の強化に取り組む。
【心血管疾患】
回復期及び慢性期の診療体制の強化やデジタル技術の活用等による、急性期から一貫した診療体制の整備に取り組む。
【糖尿病】
発病予防、糖尿病及び合併症の治療・重症化予防のそれぞれのステージに重点を置いて取り組むための体制構築を進める。
【精神疾患】 
患者の病状に応じ、医療、障害福祉・介護その他のサービスを切れ目なく受けられる体制整備を一層推進する。
厚生労働省

がんは、医療の均てん化と、拠点病院等の役割分担と連携による集約化の推進となっています。

また、脳卒中や心血管疾患では、デジタル技術や急性期の診療体制の整備をあげています。

厚生労働省のリンク

厚生労働省 令和5年度第1回 医療政策研修会 資料1より抜粋

第8次医療計画(総論)のポイント

どれも、現実とは乖離した、高度なことが推進されているように思います。

マンパワーと予算をしっかり確保してほしいと思います。

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