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がん相談支援センター

がん対策基本法に基づいて策定されているがん対策推進基本計画により、がん相談支援センターが設置されています。がん相談支援センターはがん診療連携拠点病院などにあり、誰でも利用可能です。相談員は、看護師やソーシャルワーカーで、身体的・心理社会的な相談に応じています。
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マイナンバーカード健康保険証

登録は自宅でスマホからできます。薬剤処方や医療費の情報が共有でき、医療費限度額適用認定証や健康保険証の変更の手続きが不要になります。医療費控除もオンラインで領収書が不要になります。特定健診情報も閲覧可能です。
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免疫チェックポイント阻害薬

剰な免疫反応を抑える分子が免疫チェックポイント分子、それを阻害することで、免疫チェックポイント阻害薬はがんに対して免疫反応が過剰に起こるようにする仕組みです。抗PD-1抗体薬、抗P D-L1抗体薬、抗CTLA-4抗体薬があります。免疫チェックポイント阻害薬のon-target toxicityは免疫関連有害事象です。
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VEGF阻害薬

がんは2mmを超える塊になると血管を作り始めます。血管作りを阻害する薬は、点滴の抗VEGF抗体薬と、内服のVEGFRチロシンキナーゼ阻害薬があります。VEGFは、正常組織での血管の増殖・維持や血液透過性に関わる分子なので、高血圧、タンパク尿、血栓などが生じる場合があります。
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HER2阻害剤

HER2を標的にする分子標的薬は、点滴の抗HER抗体薬と、内服のHERチロシンキナーゼ阻害薬があります。点滴の抗HER抗点滴の抗HER2抗体薬には、細胞障害性抗がん薬を結合させた薬もあります。心毒性はon-target toxicityです。抗HER2抗体薬は、間質性肺炎も起こることがあります。
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EGFR阻害薬

抗EGFR抗体薬(点滴)、EGFRチロシンキナーゼ阻害薬(内服)があります。皮膚、爪、毛などのトラブルは、EGFRを標的とする分子標的薬のon-target toxicityで、保湿、保護、炎症を起こさない・悪化させない、刺激を避けるなどの対応をします。
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分子標的薬の副作用

がんと関係のない正常細胞にもその分子があれば、それも標的になります。それによって起きる副作用をon-target toxicityと言います。off-target toxicityは、標的外の毒、標的とは関係ない副作用を言い、抗体薬で起こることがあるインフュージョンリアクションは、off-target toxicityです。
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がん遺伝子パネル検査で治療につながるのは1割前後

薬につながるのは、臨床試験や治験に入るか保険適用外で薬を使うかのどちらかのケースが多いです。臨床試験や治験は条件が厳格に定められていますし、家から通える病院かどうかも重要な要因です。保険適用外は高額療養費制度は使えないので、経済的負担が大きいです。
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がん遺伝子パネル検査の費用

がん遺伝子パネル検査は、保険診療で56万円、検査申込時と、検査結果時の2回に分けた請求になる病院が多いようです。保険診療なので、実際は1〜3割負担となります。高額療養費制度が適用できます。
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がん遺伝子パネル検査にかかる時間

検体を提出してから結果が出るまでに6〜8週間程度、プラス検査前後にも時間がかかります。検査前は、検体の採取や準備、検査後は、専門家が集まって、結果を検討します。