深部静脈血栓症

オンライン家庭教師、がん看護専門看護師の神津三佳です。

深部静脈血栓症(DVT:ディーブイティー)は、リンパ浮腫と症状が似ています。

深部静脈血栓症は静脈に血栓ができた状態

深部静脈血栓症は、静脈に血栓ができた状態です。

血栓ができた方の四肢の腫れ、痛み、赤み(青みがかった色のこともある)などの症状があります。

深部静脈血栓症は長時間の同じ姿勢や、がんなどで起こる

深部静脈血栓症はエコノミー症候群と呼ばれ、飛行機や手術など、長時間同じ姿勢でいることで生じることがあります。

がんなどは凝固しやすい状態である場合があり、深部静脈血栓が生じることがあります。

深部静脈血栓症は肺塞栓になる前に治療が必要

静脈にできた血栓が、血流にのって移動し、肺の血管を詰まらせると、肺塞栓という危険な状態になります。

肺塞栓に至る前に血栓を溶かすなどの処置を受ける必要があります。

リンパ浮腫との鑑別は血液検査やエコー

リンパ浮腫と症状が似ていて、一見しただけでは違いがわかりません。

病院で血液検査(Dダイマー)や、エコーで血栓があるかどうかを確認する必要があります。