がん看護専門看護師の神津三佳です。
医療の従事に際し、B型肝炎のワクチンの接種が勧められることがあります。
B型肝炎とは
B型肝炎ウイルスは、慢性肝炎をおこし、肝硬変や肝細胞がんの原因となります。
日本では、肝細胞がんの60%がC型肝炎、15%がB型肝炎によるものです。
B型肝炎ウイルス感染により、数%ですが致死的な劇症肝炎となります。
B型肝炎の感染経路
血液感染です。
医療従事者は針刺しが多く、他に血液汚染、母子感染(キャリアの母からの胎児・新生児感染)があります。
1988年以前に予防接種を受けていた世代では、注射針の連続使用での感染もありえます。
B型肝炎ワクチ
組み換えワクチンで、副反応は軽く、安全なワクチンと言われています。
成人は任意接種で、初回・4週後・6ヶ月後の3回接種します。
(乳幼児は2016年から定期接種になっています)
B型肝炎ワクチンの接種の費用は、1回4,500円程度です。
3回目の接種後1ヶ月以降に、抗体価を確認します。
市町村による肝炎ウイルス検査
市町村では、40歳以上で過去に未受診の方を対象に、B型・C型肝炎ウイルスの感染有無を調べる無料の健康増進事業を実施しています。
抗体価までは調べませんが、感染の有無が気になる方は、利用してみてはいかがでしょうか。
