間質性肺炎

がん看護専門看護師の神津三佳です。

間質性肺炎は、がん治療を実施する中で、知っておかなければならない概念です。

間質は肺胞と気道以外

間質は、肺のうち、肺胞と気道以外の部分全てを指します。

その部分に炎症が起きることを間質性肺炎と言います。

肺のうち、肺胞と気道の炎症は、細菌性肺炎です。

間質性肺炎は、間質が硬くなり、ガス交換ができにくくなる

間質性肺炎は、間質に炎症や繊維化が起こって硬くなり、ガス交換ができにくくなってしまう状態です。

原因などから多数に分類されます。経過も様々です。

治療は原因によっても異なりますが、急性増悪時は、ステロイドと酸素の投与を行います。

がん治療と間質性肺炎

肺への放射線治療で生じる場合があります(放射性肺蔵炎)。

がん薬物療法では、ゲフェチニブ、アベマシクリブ、ブレオマイシン等、リスクが指摘されています(薬剤性間質性肺炎)。

間質性肺炎を悪化させない日常生活を

間質性肺炎の寛解を維持するために、日常生活で取り組むことがあります。

  • 禁煙
  • 風邪の予防
  • 呼吸筋量の維持

太ると呼吸スペースが減り、痩せると呼吸筋量が減ります。

散歩や深呼吸などを行います。