オンライン家庭教師、がん看護専門看護師の神津三佳です。
免疫チェックポイント阻害薬は、分子標的薬の抗体薬に分類されます。
がんは免疫反応をブロックして攻撃から逃れますが、そのブロックを阻害して免疫反応でがんを攻撃するという薬です。
免疫チェックポイント阻害薬は、がんが免疫反応をブロックするのを阻害する
なので、免疫反応が活性化しすぎて、がん以外の正常細胞も攻撃を受けてしまうことがあります。
戦国時代に例えると、自国の民に敵軍兵士を攻撃させるつもりが、自国の民も傷つけてしまうということです。
免疫チェックポイント阻害薬による副作用を免疫関連有害事象(irAE)という
irAE(アイ・アール・エー・イー)は、全身に起こりえます。
間質性肺炎、肝炎、腸炎、腸穿孔、心筋炎、重症筋無力症、下垂体炎、甲状腺機能低下症、副腎機能低下症、1型糖尿病などがあります。
それぞれ、症状がわかりにくいので、免疫チェックポイント阻害薬を投与中の場合は、irAEを念頭において対応することが大切です。