がん薬物療法

オンライン家庭教師の神津三佳です。

薬物療法には、細胞障害性抗がん薬、分子標的薬、免疫チェックポイント阻害薬、ホルモン薬に分類できます。

それぞれ、がんへの作用の仕方は異なります。

戦国時代に例え、自国に乗り込んできた敵軍をがんと考えると、どのような攻撃となるのかを考えてみました。

薬物療法の分類薬物のがんへの作用の仕方自国に乗り込んできた敵軍をがんとすると
細胞障害性抗がん薬がん細胞・正常細胞に関わらず、細胞分裂を阻害する敵軍兵士と自国の民を分けずに攻撃する
分子標的薬がんの増殖・転移に関わる分子を標的にしてブロックする旗を持った敵軍兵士だけを攻撃する
免疫チェックポイント阻害薬がんの免疫反応へのブロックを阻害する自国の民に敵軍兵士を攻撃させる
ホルモン薬ホルモンが出ないようブロックする敵軍兵士の食糧を奪う

細胞障害性抗がん薬

いわゆる抗がん剤のことです。

がん細胞は正常細胞に比べて細胞分裂が盛んであることを利用し、細胞分裂を阻害する薬剤です。

正常細胞も、細胞分裂するタイミングがあれば、阻害されます。

分子標的薬

がんの増殖と転移に関わる分子は、増殖因子、受容体、チロシンキナーゼ、細胞内シグナル伝達因子、など、それぞれに何種類もあります。

このどれかを標的にして、ブロックする薬剤です。

免疫チェックポイント阻害薬

がんは、免疫反応を巧みにブロックしています。

そのブロックをできないようにする薬剤です。

免疫反応が活性化することで起こる副作用を、免疫関連有害事象(irAE:アイ・アール・エー・イーと読む)といいます。

分子標的薬に分類される薬剤ですが、独特な作用なので、別にしました。

ホルモン療法

乳がんや前立腺がんの多くはホルモンの影響を受けて増殖するがんです。

関係するホルモンの分泌経路をブロックする薬剤です。

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