オンライン家庭教師、神津三佳です。
がんはおもにがん関連遺伝子の変異の蓄積で発生・進行します。

正常細胞は秩序正しく並ぶ
体細胞は秩序正しく細胞が並んでいます。
動的平衡といって、見た目は変わらないけど、新陳代謝して細胞が入れ替わっていきます。
寿命を迎えアポトーシスした細胞があれば、同じ数だけ増えています。
がん細胞は無秩序に細胞が増える
それが、がん関連遺伝子の変異により、無秩序に増えるようになります。
増殖スピードは、正常細胞よりもはやいです。
がん細胞が増えて、相対的に酸素不足になり、腫瘍血管を新生し始めます。
こぼれ落ちたがん細胞が、リンパ液にのります。
急場でこしらえた非正規の血管でなので、もろく、刺激により容易に出血します(がんの症状の一つです)。
血管ができたことで、がん細胞が血液にのり、違うところへ転移できてしまいます。