がん看護専門看護師の神津三佳です。
ドラマが最終回を迎えました。
強み(得意なこと)を伸ばす重要性
私は、中堅の看護師にはこのプレイヤーとマネージャーの2つの資質が求められて、そのブレンド具合が看護師の一人一人の個性を形作っていると感じていました。
ドラマでは、りんはプレイヤーとして、直美はマネージャーとしての資質が強いように見受けました。
ピーター・ドラッカーは、「人が成果を上げるのは強み(得意なこと)によってのみである」と説き、弱みを直すことよりも得意なことに集中して伸ばす重要性を強調しています。
私は、看護職は自分の強みにもっと自覚的になって仕事を選べるとよいと思っているので、ドラマを見ていて、この思いが肯定されたような気がしました。
「実地看護法」は1908年(明治32年)出版
最終回で、りんが執筆していた本「実践看護法」が出版されました。
りんのモデルである大関和さんは、1899年(明治32年)に最初の著書、「看護婦派出心得」を出版。
その後リウマチを患い、那須湯本で療養している間に「実地看護法」を執筆し、1908年(明治41年)を出版しました。
コツコツと文章を書くことも、和さんの資質だったのですね。
ところで、「実地看護法」は(ナイチンゲールの「notes on nursing」も)、どれくらい世のご婦人に読まれたのでしょうか。
「わからないものはわからないままにしておくほうが誠実」
最終週では、りんも直美も、この言葉を重ねていました。
このドラマは、看護職以外の人が見ると、もしかしたら、「何が言いたいの?」「何してるの?(平蔵さんと囲碁とか、お散歩とか)」と思うところが度々あったかもですが、
私はとても良かったです。
