浸水被害発生時の感染症対策

がん看護専門看護師の神津三佳です。

2026年8月13日の千葉豪雨について振り返ってみます。

線状降水帯に伴う記録的豪雨による「内水氾濫」

一番雨が強かった18時台の千葉市の1時間降水量は115mmで、それまでの最大記録71mmを大きく塗り替えたそうです。

線状降水帯に加え、モンスーンジャイヤ、寒冷渦、高気圧といったいくつかの気圧の配置により、大気が非常に不安定だったそうです。

その時間帯に運転中だった方々から、とにかくあっという間に冠水して渋滞し、前にも後ろにも進めない状態だったと伺いました。

大雨による浸水は、「外水氾濫」と「内水氾濫」があります。

「外水氾濫」とは河川の氾濫、「内水氾濫」とは排水能力を超えることで起こる氾濫です。

今回は「内水氾濫」で、低い道路や住宅地に水が集まったことで冠水や床上浸水が生じました。

浸水被害発生時の感染症対策

浸水被害発生時の感染症対策について、調べてみました。

感染症(感染経路)潜伏期間と症状対策
破傷風(傷口から)3-21日、筋肉の痙攣、硬直などワクチン接種
レプトスピラ(人獣共通、経皮・経口)5-14日、発熱、悪寒、頭痛、筋肉痛など水たまりに注意、犬は毎年のワクチン接種
レジオネラ(土埃の吸入から)2-10日、発熱、倦怠感、筋肉痛、吐き気などマスクの着用

豪雨への備え

  • 日頃からハザードマップで冠水しやすい場所を把握しておく
  • 脱出用ハンマーを用意する
  • 車両保険に入る
  • 日頃から帰宅困難時を想定して一時避難所などを情報収集する
  • 日頃から懐中電灯やポータブルバッテリーを充電しておく
  • 長期的な断水(洗濯やシャワーができない状況)に備える

熊本地震や千葉豪雨により被災された皆様の一刻も早い平穏な日常への回復を心より祈念いたします。