がん看護専門看護師の神津三佳です。
認定遺伝カウンセラーは、日本遺伝カウンセリング学会と日本人類遺伝学会が共同認定する資格です。
認定遺伝カウンセラーになるには、遺伝カウンセラーコースのある修士課程を修了し、認定試験に合格する必要があります。
認定遺伝カウンセラーとは
遺伝と向き合うすべての人のそばで、“知る・考える・選ぶ”を支える専門家
私たち認定遺伝カウンセラーは、遺伝に関する医療や情報を必要とする患者さんやご家族に対し、
日本認定遺伝カウンセラー協会
その思いに寄り添いながら、必要な情報を整理し、ご家族の選択を支えていく専門職です。
認定遺伝カウンセラーは、がん、神経疾患、先天性疾患など、遺伝が関与するさまざまな疾患を対象とし、遺伝が関わるさまざまな診療科を横断して活動します。
認定遺伝カウンセラーになるには
認定遺伝カウンセラーになるには、全29大学院に開設されている認定遺伝カウンセラー認定養成課程を修了し、年に1回開催される認定試験に合格する必要があります。
認定遺伝カウンセラーとなりうる基盤の職種としては看護師、保健師、助産師などのメディカルスタッフや、臨床心理士、社会福祉士、薬剤師、 栄養士、臨床検査技師などのコメディカル・スタッフ、また生物学・生化学などの遺伝医学研究者やその他の人文・社会福祉系などの専門職が考えられる。
認定遺伝カウンセラー制度委員会
5年ごとに認定遺伝カウンセラー制度委員会に更新申請を行い、承認を受ける必要があります。
2026年4月現在、日本では456名の認定遺伝カウンセラーが活躍しています。
遺伝カウンセリングとは
遺伝カウンセリングは、染色体や遺伝子が関与する生まれもった病気や体質にまつわる様々な不安や悩みを相談できる場です。臨床遺伝専門医や認定遺伝カウンセラーが担当し、必要に応じて多職種とも連携しながら、お一人おひとりの状況に合わせて進めていきます。
一般的な外来診察とは違って、しっかり時間をとって行われますので、普段の診療では話しづらかったご自身のお気持ちや素朴な疑問など、気兼ねなく相談いただけます。
また、相談の対象となる方が患者さんに限らないことも遺伝カウンセリングの大きな特徴です。
患者さんのご家族やパートナーをはじめ、遺伝に関する不安や疑問を持たれている方であれば、どなたでもご利用いただけます。状況に応じて、通信技術を利用したオンラインでの遠隔遺伝カウンセリングに対応している医療機関もあります。
日本認定遺伝カウンセラー協会
遺伝カウンセリングを受けるには
- 自分や家族の通院先に遺伝カウンセリングが受けられる部門があれば、紹介してもらえます。
- 自分で相談先を検索することもできます。(全国遺伝子医療実施施設検索システム)
