強度変調放射線治療(IMRT)

がん看護専門看護師の神津三佳です。

強度変調放射線治療(IMRT)は、がんの形状に合わせた高精度の放射線治療が可能です。

強度変調放射線治療(IMRT:Intensity Modulated Radiation Therapy)とは

IMRTとは、がん組織には高い線量の放射線が当たり、正常組織には低い線量となるような治療方法です。

コンピューターにより計算して線量の強弱をつけ、立体的にさまざまな方向から照射します。

頭頸部がん、前立腺がん、脳腫瘍、膵がんなどの限局した固形がんに保険で実施します。

IMRTの特徴

IMRTは線量投与の自由度が高いことから、適切な治療計画ができれば、効果も見込めると考えられます。

手術と同等の治療成績を得られ、大幅に合併症を減らすことができる可能性があります。

そのため、計画立案に知識・経験を有するため、実施施設が限られ、また、治療計画の立案に時間がかかります。

費用も、他の放射線治療と比べて高額です。

出典

強度変調放射線治療(IMRT)臨床的ガイドライン 2024