がん遺伝子パネル検査の実施状況

がん看護専門看護師の神津三佳です。

保険診療でのがん遺伝子パネル検査を実施件数は10万以上を越えています。

10万人以上ががん遺伝子パネル検査を受けている

がん遺伝子パネル検査は、全国303のがんゲノム医療の指定を受けている病院で行われています(2026.7月現在)。

それらの病院では、患者さんの同意を得て、国立がん研究センターがんゲノム情報管理センター(C-CAT)へ、遺伝子変異の情報、臨床情報等を登録しています。

C-CATによると、2019年6月1日の保険適用開始から2025年3月31日までに、100,123人ががん遺伝子パネル検査を受けています。

C-CATのデータからわかること

C-CATのデータからわかるのは日本のゲノム医療の現状です。

例として、遺伝子変異の数が多い(10以上)がんの症例8,064例 (8.7%)では、免疫チェックポイント阻害薬が主に投与されていると報告しています。

また、がん遺伝子パネル検査後の治療選択は、保険診療71.1、企業治験13.2%、医師主導治験4.2%、先進医療0.3%、患者申出療養7.4%、その他3.3%と報告しています。

出典

国立研究開発法人国立がん研究センター がんゲノム情報管理センター(C-CAT)

保険診療でのがん遺伝子パネル検査の登録患者数が10万例に到達(2025.5.8)